人気のテーマ「Simplicity」を高速化する方法を初心者向けにわかりやすくまとめました。Simplicityと相性の悪いキャシュプラグインはインストールしません。
以下は、今回ご紹介する設定をする前とした後のGTMetricsのスコア比較です。
B・C評価 ⇒ A・A評価
設定前

設定後

サイトの表示速度が遅いとSEOにも悪影響で、当然ユーザも離れていきます。表示が遅いサイトなんて見たくないですよね?ということで、サクッと設定してしまいましょう!
クリックできる目次
画像の最適化で高速化!
プラグインで画像の圧縮を行ったり、画像を表示する処理を最適化します。
EWWW Image Optimizer
インストールして有効化しておくだけで、画像を自動で圧縮してくれます。また、過去にアップロードした画像ファイルを圧縮する機能もあるので便利です。
画像を圧縮することでサーバの転送量を抑え、表示速度を向上させます。
BJ Lazy Load
こちらもインストールして有効化しておくだけで効果があります。通常、画像の読み込みが完了するまでページを表示しないのですが、これではページが表示されるまで時間がかかるためレスポンスが悪い。このプラグインを有効化すると、画像の読み込みとページ表示を並行処理することで、表示速度が向上します。
CSS/HTML/Javascriptの最適化で高速化!
こちらもプラグインを使って、CSS/HTML/Javascriptファイルサイズの縮小や複数のファイルを統合することでサーバの転送量を抑え、表示速度を向上させます。
Autoptimize
インストールして有効化した後、以下の設定をします。簡単です。
以下、CSS/HTML/Javascriptそれぞれのオプションにチェックをつけて、保存するだけで完了です。

レンダリングをブロックしているJavascript/CSSの排除で高速化!
こちらもプラグインを使って、簡単に設定できます。
Speed Up – JavaScript To Footer
インストールして有効化するだけでOKです。レンダリングをブロックしているJavascriptをフッターにもっていくことで、表示速度を向上させます。
ブラウザキャッシュ設定とリソース圧縮で高速化!
Apacheが動作するサーバであれば、以下のSimplicity公式ホームページで紹介されているコピペ一発でSimplicityを結構高速化する方法で簡単に設定可能です。
初心者の方は、Simplicityと相性の悪いと言われている「W3 Total Cache」はインストール・有効化しないように注意しましょう。
まとめ
意外と簡単に高速化できてビックリです。ソースを直接編集しなくても便利なプラグインが豊富にあるので便利ですね。
自分のサイトを診断してみて結果が良くなかった場合は、是非本記事の設定を試してみてくださいね!
その他のSimplicityのカスタマイズも参考にされてください!
「「Simplicity」の「記事を読む」ボタンをカスタマイズする方法」
この記事がみなさまのお役に立てましたら幸いです!