「PCがなかなか起動しない・・・」
「PCの画面が真っ暗のまま・・・」
「ずっとくるくるなってる・・・」
パソコンの電源ON後、Windows10の起動が遅い!というのはよくある話ですね。
では起動が遅いのは、現在使っているパソコンのどこに問題があるのでしょうか?
その対処法・解決策を3つのポイントで紹介します!
- 起動が遅くても問題ないケース(待てば解決する)
- ソフトウェア障害・処理量を減らす
- ハードウェア性能を上げる
実際にWindows10搭載パソコンの起動を高速化させた実例も紹介しますね。
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Windows10の起動が遅くても問題ないケース
Windows10が遅くなるケースには次のようなものがあります。
- 更新プログラム(WindowsUpdate)インストールしている(問題なし)
- ソフトウェア障害が発生している(対処が必要)
- 起動時に動作するソフトウェアが多すぎる(対処が必要)
当然Windows10上でソフトウェア障害が発生している場合や多くのソフトウェアをインストールしすぎて起動時の処理量が多い場合でも遅くなります。
しかしそれ以外にも、Windows10の更新プログラム(WindowsUpdate)をインストールしているときは起動が遅くなります。
このときは異常状態というわけではありませんので、更新プログラムの適用が完了するまで待ちます。
更新プログラムをインストール(適用)している間に電源を切ると、パソコンに深刻なダメージとなり正常にWindows10が起動しなくなるリスクもありますので、起動がいつもより遅くても電源を切らないようにしましょう。
※「パソコン画面に更新中などと表示されている場合」や「ストレージ(HDD/SSD)アクセスランプが点灯/点滅している場合」は要注意です。
Windows10の起動が遅い|ソフトウェア問題解決
前述した通り、ソフトウェア障害が発生している場合や、起動時に動作するソフトウェアが多い場合は、Windows10の起動が遅くなってしまいます。
例えば、更新プログラム適用に失敗したときや、不要なソフトウェアをインストールしてしまった場合に遅くなります。
これらの「障害の解消方法」や「ムダなソフトウェアの停止方法」はこちら↓
また、よくWindows10の起動が遅い場合は、ディスクデフラグをしましょう!
という記事をみかけますが、Windows10ではディスクデフラグは自動スケジューリングで定期的に実施されているため基本的にデフラグをする必要はありません。
スタート→Windows 管理ツール→ドライブのデフラグと最適化を開きます。
このようにOKと表示されている場合は、定期的にディスクデフラグが実行されていて、HDD/SSD内のデータは断片化していないということになります。
もしデフラグが実行されていない場合はこちら↓
Windows10の起動が遅い|ハードウェア性能強化
前項の「Windows10が重い原因|順番に試したい13の改善手順・対処策」を実施しても遅い!という場合は、ハードウェアを換える必要があります。
- メモリ容量が4GB以下、HDD搭載のPCは遅い
- メモリ容量を8GB、HDD→SSDで高速化
2018年現在であればメモリ8GB、ストレージはSSDがおすすめですね。
- メモリ:事務作業程度でかつメモリ使用量管理ができる場合は4GBでOK
- ストレージ:HDDはSSD換装かSSD搭載パソコンを購入
ということで、初心者の方向けにノートパソコンの選び方も紹介しています↓
狙うべきは、手ごろな価格で高速なノートパソコンですね。
Windows10の起動を高速化させた実例
これは2つ目のポイントである「ソフトウェア障害・処理量を減らす方法」に関連しています。Windows10起動時に動作する不要ソフトウェアを停止して、起動を高速化した実例です。
とある日、知人より「パソコンの起動ボタンを押したあと、真っ黒画面になってなかなか起動しない」という相談をうけました。
少し待つと、デスクトップ画面まで表示されたのですが、この時点でHDD(ディスク)のアクセスランプが点灯しっぱなしという状況でした。
HDD(ディスク)をほぼ100%使用していたものの正体は、実はスタートアップ時に実行されるとあるプログラムだったのです。
詳細はこちら↓
Windows10の起動が遅いまとめ
今回はWindows10搭載のパソコンPCの起動が遅いときに、どこに問題があるのか?その対処法・解決策は?を3つのポイント+実例1選でご紹介しました!
更新プログラム適用時は起動が遅くなりますが、必要な処理ですので、強制終了をしないように注意してくださいね!