▶ Windows 11情報をお求めの方はこちらをクリック

Windows10「スタートアップ」にアプリを登録する方法まとめ

3 min
Windows10 スタートアップ 登録

Windows10起動時にアプリを自動実行する方法を紹介します。

Windows10はスタートアップフォルダの場所がわかりづらいため、スタートアップにアプリを登録する方法がわからない。という相談をよく受けます。

えいじまん
実はとても簡単にスタートアップ登録できます。

Windows10にログオンする「すべてのユーザアカウント(all users)に有効なスタートアップフォルダ」「ログオンアカウント別に有効なスタートアップフォルダ」が別々に存在しますので、このあたりも詳しく紹介しますね!

また、スタートアップに登録したアプリが起動しないという場合の対処法も紹介します。

 

スタートアップ「all users」にアプリを登録

この項では、Windows10に登録されているすべてのアカウント(all users)がログオンするときにアプリを起動する方法を紹介します。

「shell:Common Startup」を使います。この命令を実行する方法は2つあります。

1つ目の方法は、Windowsキー+Rキーで表示される「ファイル名を指定して実行」ウインドウの入力ボックスに「shell:Common Startup」を入力してEnterキーを押します。

 

すると、たったこれだけの操作で、スタートアップフォルダが表示されますので、ここにアプリを登録します。

※スタートアップフォルダの場所は「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp」です。

 

2つ目の方法は、エクスプローラーのアドレスバーに「shell:Common Startup」を入力してEnterキーを押します。

 

先ほどと同様に、スタートアップフォルダが表示されますので、ここにアプリを登録します。

 

スタートアップ「アカウント別」にアプリを登録

前項で紹介した方法は、Windowsに登録されているすべてのアカウントに適用されてしまいます。

例えば、家族や仕事で複数人で1台のパソコンを共有している場合に、Aさんのアカウントでログオンするときは、自動でアプリを起動したいけど、Bさんのアカウントでログオンするときは、アプリを起動したくない。

といったケースでは、アカウント別のスタートアップフォルダにアプリを登録する必要があります。詳しくはこちら↓

Windows10のユーザーアカウント別の「スタートアップフォルダの場所」と「スタートアップフォルダを簡単に表示する方法」をご紹介します。 きっと同じように悩んだ方が

 

スタートアップにバッチファイルを登録する方法

既に紹介した方法でスタートアップフォルダを開き、バッチファイルを登録します。

これで、次回Windows10起動時に、このバッチファイルが実行されます。バッチファイルの中にアプリを起動するコマンドを記述しておけば、Windows10起動時にアプリが自動実行されますね。

 

スタートアップに登録したアプリをタスクマネージャで確認

スタートアップにアプリを登録する方法の中で、実際に登録した「アプリ起動.bat」ファイルをタスクマネージャで確認してみます。

タスクバーを右クリック→タスクマネージャをクリックすると、下図のようにタスクマネージャが開きますので、スタートアップタブをクリックします。

スタートアップ起動するアプリの一覧が表示されますので、この中にスタートアップフォルダに登録したアプリがあるかを確認します。

今回は「アプリ起動.bat」を登録したので、これが表示されていますね。これで次回Windows10起動時にこのバッチファイルが自動実行されることの確認ができました。

 

スタートアップに登録したアプリが起動しないときの対処法

スタートアップフォルダにアプリを登録しても、Windows10起動時にアプリが起動しない!という場合は、タスクスケジューラを使ってアプリを起動する方法に切り替えます。

タスクスケジューラは、Windowsキー+Rキーで表示される「ファイル名を指定して実行」ウインドウの入力ボックスに「taskschd.msc /s」を入力してEnterキーを押すことで起動できます。

タスクスケジューラライブラリを右クリックして、タスクの作成をクリックすると、次の画面が表示されますので、「最上位の特権で実行する」にチェックをつけて、トリガータブをクリックします。

 

タスクの開始を「ログオン時」に変更して、OKボタンをクリックしたあとに、操作タブをクリックします。

 

起動したいアプリを選択して、OKボタンをクリックします。

これで、次回Windows10起動時にタスクスケジューラに登録したアプリが自動実行されます。

 

Windows10でスタートアップにアプリ登録まとめ

今回は、Windows10起動時にアプリを自動実行する方法を紹介しました!

全てのアカウントでアプリ起動しても問題ないのであれば、「ファイル名を指定して実行」ウインドウの入力ボックスに「shell:Common Startup」を入力してEnterキーを押してスタートアップフォルダを表示して、そこにアプリを登録する方法が一番楽です。

そして、スタートアップに登録したアプリは、タスクマネージャで確認ができますので念のため確認しておきましょう。

また、スタートアップフォルダにアプリを登録しても、Windows10起動後に自動でアプリが自動実行されない場合には、タスクスケジューラを使います。

この記事がWindows10のスタートアップのアプリ登録がうまくいかない!とお悩みの方のお役に立てれば幸いです!

 

Windows10でこれだけは知っておきたい便利情報

「コスパの良いPCの選び方」「おすすめの設定や使い方は?」「重い動作を改善したい!」など、Windows10 PCを使う上で、役立つ情報を7つのカテゴリに分類してまとめました。

 

SEパパ

SEパパ

外資系IT企業SE職で2児の父ちゃん!職業柄かリサーチ&問題解決が好き。

幅広いジャンルで「お悩み解決」記事を執筆中。月間最高24万PV。雑誌掲載。

読者様に役立つ情報提供を心がけています。

カテゴリー:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA