今回は「Windows10 PCが重い原因|順番に試したい13の改善手順・対処法」の対策手順⑫について画面付きでわかりやすく紹介します。
対策手順⑫はWindows10の初期化であり最終手段です。
対策手順①〜⑪で解決しない場合に限り実行を検討ください。Windowsのシステムファイルや更新プログラム、アプリやドライバなどはすべてリセットされます。
ハードウェア障害(HDD、FAN、電源などの障害)が起きていなければ、パソコン購入時のパフォーマンスに戻ります。
※実施する場合は必ずデータのバックアップを取ります。
※実施は自己責任でお願いします。
※パソコン修理ではこの初期化がよく使われます。
クリックできる目次
データをバックアップ
「スタートメニュー」をクリックし、「設定」ボタンをクリックします。
「更新とセキュリティ」をクリックします。
「バックアップ」をクリックします。
「ドライブの追加」をクリックします。
バックアップデータを格納する外付けHDDを選択します。
※外付けHDDを持っていない場合は、大手通販サイトで購入しましょう。最近では1TB(1,000GB)の容量でも6,000円台で購入できます。
※購入の際はバックアップする容量以上のHDDを選択する必要があります。
Windowsを初期化
「スタートメニュー」をクリックし、「設定」ボタンをクリックします。
「更新とセキュリティ」をクリックします。
「回復」⇒「開始する」をクリックします。
初期化完了後、Windows10が重い(遅い)状態が解消されたかを確認します。
バックアップデータを復元
バックアップを取った時と同様の手順「スタートメニュー」⇒「設定」⇒「更新とセキュリティ」⇒「バックアップ」⇒「ドライブの追加」でバックアップを保存した外付けHDDを選択します。
バックアップ画面から現在のバックアップからファイルのを復元を選択し、バックアップしたデータを復元します。
Windows10が重い(遅い)状態が改善されない場合
残念ながら、「メモリ容量が不足している」、もしくは「ハードウェアに障害が発生している」可能性が考えられます。
前者の場合は、メモリの増設(※パソコンの機種によってはできなものもあります)で解決できます。
後者の場合は、パソコンを購入したところに連絡をして修理に出すか、新しくパソコンを買い替える必要があります。
まとめ
今回はWindows10が重い(遅い)ときの対策手順①~⑬の中の⑫について、ご紹介しました!
その他の対策内容①~⑪、⑬は「Windows10 PCが重い原因|順番に試したい13の改善手順・対処法」をご参照ください。
全ての手順を順番通りに実行すれば(ハードウェア障害が原因の場合を除く)ほとんどのケースでWindows10が重い(遅い)状態が解消されますので、ぜひお試しくださいね!