「突然のPC故障/障害に備えたい・・」
「復旧の仕方がわからなくて不安・・」
「リカバリディスクの作り方は・・?」
一昔前のPCにはリカバリディスクが付いていましたが、最近のPCには付いていません。
なぜかというと、リカバリディスクと同等のもの(回復ドライブ)を自分で作れるようになったためです。
Windows10(OS)環境をバックアップするための機能です。回復ドライブは、年1回の作成をMicrosoftが推奨しています。
>>> 回復ドライブを作成する – Windows のサポート|Microsoft
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回復ドライブとは?何のために作成するの?
回復ドライブ作成は、Windows10(OS)環境をバックアップするための機能です。
パソコンが起動しないなど、システムに障害が発生したときに役立つのがこの回復ドライブで、リカバリディスクと同じ役割を持っています。
つまり、これを使うと回復ドライブを作成した時点のOS環境に復元できます。
まず事前にUSBメモリを準備しよう!
回復ドライブの作成には、最低でも8GB以上が必要です。
OS環境によっては32GB以上が必要になるケースもありますので、念のため64GBのUSBメモリを準備しておきましょう。
2020年9月現在、64GBであれば送料無料で1,000円台で購入できます↓
もし今8GB以上のUSBメモリをお持ちでしたら、以下の手順を試してみてください。
手順の途中で「〇〇GB以上の空き容量が~」と表示されて先に進めない場合は、そのサイズ以上のUSBメモリを購入する必要があります。
最近は32GBでも64GBでも大して値段に差はありませんので、64GBをおすすめします。
回復ドライブの作成方法・手順は?
左下の検索BOXに「回復」と入力しEnterキーを押下します。
すると、下図のように、回復ドライブ画面が開きます。
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックが入っていることを確認して「次へ」をクリックします。
回復ドライブ作成に必要なUSBメモリの容量が表示されます。「次へ」をクリックしましょう。
「作成」をクリックします。
回復ドライブ作成が始まります。↓のように進捗状況が表示されます。
↓の画像が表示されたら「回復ドライブ作成」完了です。
回復ドライブ(USBメモリ)の中身は?
せっかくなので、USBメモリに何が書き込まれたのか?中身を確認してみました↓
「EFI」フォルダ、「sources」フォルダ、reagent.xmlファイルが見えますね。
- 「EFI」フォルダ
USBブートするために必要なファイルが書き込まれたフォルダ - 「sources」フォルダ
回復ドライブ作成時点のOS環境データが書き込まれたフォルダ - 「reagent.xml」ファイル
Windows10(OS)をリカバリするために必要な情報が書き込まれたファイル
Windows10の回復ドライブ作成方法まとめ
今回は、PC故障/障害発生時の復旧に役立つ「回復ドライブ」の作成方法を紹介しました!
最近はリカバリディスクが付いていないことが多いです。念のため、PC購入直後に「回復ドライブ」の作成をおすすめします。
回復ドライブの作成用に、64GBのUSBメモリが必要です。※2020年9月現在、送料無料で1,000円台で購入できます↓
回復ドライブ作成手順を簡単にまとめると、
- USBメモリを接続する
- 回復ドライブ作成ウインドウを開く
- 次へ次へ次へ・・・
- 完成!
とても簡単ですので、サクッと作成してみてくださいね!
Windows10の標準バックアップ機能(3種類)の使い方まとめはこちら↓