今回はWindows10のインストールディスクを「Media Creation Tool」を使って作成する方法を紹介します。
Windows10が起動しない!ときや調子が悪い!ときに使うので、事前に時間があるときにでもインストールディスクを作成しておきましょう!
もし事前に作成していなかった場合は、別のWindows10搭載のパソコンPCでインストールディスクを作成します。別のパソコンPCで作成したものでも自分のパソコンPCで作成したものと同じものが出来上がります。
この記事では、そんなWindows10インストールディスクの作成方法を画面付きでわかりやすく紹介します。
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Windows10インストールディスクとは
Windows10インストールディスクは、大きく分けて2つの機能を持っています。
- Windows10インストール機能
- システム回復オプション機能
項目 | 詳細 |
---|---|
Windows10インストール | 標準Windows10インストール |
システム回復オプション | システムの復元イメージでシステムを回復 |
スタートアップ修復 | |
コマンドプロンプト | |
以前のビルドに戻す |
Windows10インストール機能とは、その名の通りWindows10をインストール機能です。ファイル等を引き継ぐアップグレード(上書き・修復)インストールとファイル等を引き継がない新規インストールの2つの機能があります。
また、システム回復オプションは、次の4つの機能に分類できます。1つ目「システムの復元イメージでシステムを回復」は、事前にとっておいたイメージからシステムを回復する機能です。2つ目「スタートアップ修復」は、スタートアップ関連システムファイルを修復する機能です。3つ目「コマンドプロンプト」は、「sfc /scannow」や「CHKDSK c: /f」などのコマンドを使ってシステムを修復する機能です。4つ目「以前のビルドに戻す」は、ビルドアップしてから異常が発生した場合などに、以前のビルドに戻すことでシステムを修復する機能です。
その他、Windows10の修復に関連する「回復ドライブ」「システム修復ディスク」との違いについてはこちら↓
Windows10インストールディスク作成ツールダウンロード
MicrosoftのWindows メディア作成ツールダウンロードページで「Media Creation Tool」をダウンロードします。
Windows10インストールディスク用ISOファイル作成
ダウンロードした「Media Creation Tool」を実行します。
「同意する」をクリックします。
「別のPCのインストールメディアを作成する」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
今回はDVDでインストールディスクを作成しますので、「ISOファイル」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
進捗状況が表示されますので、100%になるまで待ちます。
進捗が100%になったらISOファイル作成完了です。
Windows10インストールディスク(DVD)にISOファイル書き込み
DVDドライブにDVDをセットします。
次に「DVD書き込み用ドライブを開く」をクリックします。
「書き込み」をクリックします。
進捗状況が表示されますの100%になるまで待ちます。
書き込み完了後に「閉じる」をクリックします。
「完了」をクリックします。
これでWindows10インストールディスクの作成は完了です。
Windows10インストールディスクまとめ
今回はWindows10のインストールディスクを「Media Creation Tool」を使って作成する方法をご紹介しました!
DVDの方が価格面や保管面で便利なので、DVDで説明しましたが、USBメモリで作成しても構いません!
その他、いろいろとご都合があると思われますので、ご自身にあったメディアを作成してくださいね。
- DVDだと家に在庫がある可能性が高いが、USBメモリだとおそらく専用で1つ購入することになる
- 最近の薄型ノートPCの場合、外付DVDドライブが必要になる(でも不便なので別の理由で1台は持っている可能性が高い)
など
この記事がみなさまのお役に立ちましたら幸いです。
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