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Windows10をF8連打でセーフモード起動する方法|簡単これでOK!

3 min

Windows10は7のときのように、F8連打でセーフモードを起動できないの!?

知人

知人

SEパパ

SEパパ

Windows10のデフォルトはF8でセーフモードを起動できない設定になっているんだ。

なぜ標準状態でF8起動できない設定になっているのか?

この記事では、Windows10のセーフモード起動に関して次の項目を紹介します。

この記事でわかること

  • デフォルト状態ではF8でセーフモードを起動できない理由
  • F8でセーフモードを起動する方法

標準でF8セーフモード起動できない理由

そもそも、F8でセーフモードを起動したい場合とは、どんなときでしょうか?

Windows10が起動しないときや、Windows10起動後に動作がおかしい(フリーズ、遅い重い)ときですよね?

「Windows10が起動しないときは、F8でセーフモードを起動するしかないじゃん!」と思いますが、正常に2回起動できなかった場合、3回目は自動修復モードで起動します。

上の画面が表示されたら、「詳細オプション」⇒「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「スタートアップ設定」⇒「4キー」を押下するとセーフモード起動できます。

つまり、基本的にユーザー側が意識してF8押下する必要がなくなったのです。しかし、標準状態でF8起動ができなくなっただけで、少し設定をいじれば、F8押下でもセーフモードを起動できます。

その手順を次項よりご紹介していきます。

F8でセーフモード起動する方法

簡単に流れを説明すると、次の2つです。

F8でセーフモード起動する手順

  1. 起動メニュー表示の設定をlegacyに変更→F8セーフモード起動確認
  2. BIOS設定でlegacyを有効に変更→F8セーフモード起動確認

※お使いのパソコンによって設定方法が異なる場合があるため、①のあとにF8でセーフモード起動できるか試して、ダメな場合は②の設定を行います。

F8起動メニュー表示の設定値をlegacyに変更

旧Windowsのように起動時にF8連打でセーフモード起動するためには、Windows10のとある設定(bootmenupolicy)を変更する必要があります。

コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

次の「」内のコマンドを入力して、Enterキーを押します。

「bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy」

再起動後、F8連打でセーフモード起動メニューが表示されるかを確認します。

「設定したけど、セーフモードのメニューが表示されない!」

という方は次項に進みます。

F8起動設定に必要なBIOSモード確認

まずお使いのパソコンのBIOSモードを調べます。

検索ボックスに「msinfo32」を入力し、Enterキーを押すと下画面が表示されます。

BIOSモードが「レガシ」か「UEFI」かを確認しておきます。

※どちらのモードかによって以後の手順が異なります。

BIOS設定でLegacyを有効に変更→F8起動可能に

「USB Legacy Support」をEnabledに変更すれば、F8でセーフモード起動できるようになります。

この記事では、Lenovoのとある機種を例に設定値を変更する方法を紹介します。

F8起動のための設定手順(Lenovoの場合)

パソコン電源ONした後 ⇒「F1連打」⇒「Lenovo BIOS Setup Utility」⇒「Devicesタブ」⇒「USB Setup」⇒「USB Legacy Support」をEnabledに設定変更

BIOSセットアップ画面を開くとUSB関連の項目があるので、その中にある「USB Legacy Support」を有効(Enabled)に設定します。

その後、F8でセーフモードが起動できるか確認します。

BIOS設定画面の入り方がわからない!という方向けに、一般的なBIOS設定画面の入り方を次項以降でご紹介します。

※パソコンメーカー別に手順が異なる場合がありますので、次の方法でダメな場合は各メーカーのHPを確認してください。

BIOS設定画面に入る方法

パソコンの電源をONした後に「F1、F2、DELキー」などを押します。※押すキーはパソコンによって異なります

この方法でBIOS設定画面に入れない場合は、高速スタートアップ(Fast Boot)が有効になっている可能性がありますので、一時的に無効にしてBIOS設定画面に入れるようにします。

Windows10起動後、Shiftキーを押しながら、再起動をクリックします。

この後、「オプションの選択」画面(背景が青い画面)が表示されますので、この中にある「PCの電源を切る」をクリックします。

この方法で、電源を切った場合、次回起動時は高速スタートアップ(Fast Boot)が無効になります。

これでBIOS設定画面に入れるようになります。パソコン電源ON後に、F1、F2、DELキーなどを押してBIOS設定画面を開きます。

※何キーを押せばBIOSセットアップ画面に入れるかは各パソコンメーカーの情報を確認してください。

BIOSモードがUEFIの場合

事前に確認したBIOSモードがUEFIの場合は、次の方法でも設定画面に入れます。

Windows10起動後、Shiftキーを押しながら、再起動をクリックします。

「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「UEFIファームウェアの設定」をクリックします。

これで設定画面に入れます。設定変更後、F8連打でセーフモード起動ができるか確認します。

Windows10でF8セーフモード起動まとめ

今回はWindows10が「デフォルトでF8連打によるセーフモード起動ができなくなった理由」と「設定を変更してF8でセーフモードを起動する方法」をご紹介しました!

F8キー連打でのセーフモード起動は、自動修復機能があるため必須ではないものの、Windows7以前のようにF8連打でセーフモードを起動したい場合には参考にしてくださいね。

F8以外の起動方法はこちら↓

SEパパ

SEパパ

外資系IT企業SE職で2児の父ちゃん!職業柄かリサーチ&問題解決が好き。

幅広いジャンルで「お悩み解決」記事を執筆中。月間最高24万PV。雑誌掲載。

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