一昔前はパソコンが重くなったときは「デフラグしたら軽くなる」といわれるほどよく聞きましたが、最近は全く聞かなくなりましたねー
SSDが一般的になってきた2020年現在、デフラグ(最適化)の効果は薄れています。
しかし、まだまだHDD搭載PCも多いため、HDD搭載PCをお使いの方は定期的にデフラグ(最適化)を実行しましょう。
参考リンク Windows 10 PC を最適化する – Microsoft公式
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お使いのPCがHDDかSSDかを確認する方法
デフラグ(最適化)が有効かどうかは、お使いのPCに搭載されているドライブがHDDなのかSSDなのかを知る必要があります。
種別は、「ドライブのデフラグと最適化」画面で確認することができます。
赤枠内の表示で次のように判断できます。
- ソリッドステートドライブ → SSD
- ハードディスクドライブ → HDD
また、それぞれで最適化の処理内容が異なります。
- SSD → トリム(不要なデータを削除する)
- HDD → デフラグ(断片化されたデータを整理)
Windows10のデフラグ(最適化)画面の開き方
まず、Windowsキー↓を押下しましょう。
すると、以下のようにスタートメニューを表示され、「ここに入力して検索」にフォーカスが当たった状態になります。
「でふらぐ」と入力して、Enterキーを2回押します。
すると、次のように「ドライブのデフラグと最適化」画面が開きます。
定期的に自動でデフラグ(最適化)する設定方法
Windows10は、デフォルトで(最初から)定期的に自動でデフラグ(最適化)を行う設定になっています。
※下画像の赤枠内が具体的な設定内容
もし頻度などの設定を変更したい場合は「設定の変更」ボタンをクリックすれば、設定変更画面を開くことができますので、好みの設定に変更しましょう。
手動でデフラグ(最適化)する方法
「最適化」ボタンをクリックすると、最適化処理が実行されます。
最適化処理が終わると、下図の赤枠内の表示が更新されます。
SSDをデフラグ(最適化)して効果はあるの?
HDDが主流だった時代は、パソコンが重くなるとみんな口をそろえて「デフラグ」と言うくらい、PCを軽くするための対処法として有名でした。
デフラグは、HDDを使い続けるうちに断片化されてしまうデータを整える処理です。
HDDの場合は、データが散らばっているとその分データにアクセスする時間がかかってしまいますので、これをまとめることで処理を高速化することができます。
一方、SSDに関しては、2020年現在、SSDを最適化することで体感できるほどパフォーマンスが向上したという情報は見当たりませんが、多少のパフォーマンス改善(最適化前後でCristalDiskMarkなどのツールでRead/Write速度を比較)は報告されています。
また、SSDが出始めた頃は、SSDは寿命を縮めることになるためデフラグ(最適化)は実行すべきでないという議論も行われていたようですが、2020年現在はその影響はほぼないとして問題視されておりません。
つまり、HDD/SSDどちらが搭載されているPCでも、定期的に自動デフラグ(最適化)設定をしておくべきです。
Windows10のデフラグ(最適化)まとめ
今回は「Windows10でデフラグ(最適化)する方法」や「そもそもデフラグ(最適化)すべきなのか?」について紹介しました!
Windows10では、デフォルトで定期的に自動でデフラグ(最適化)する設定になっています。
設定画面は簡単に開けますので、ご自身のパソコンがどのような設定になっているか確認してみてくださいね!
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