ブルースクリーンが発生したけど、原因が何かわからない…どう対処していいかわからない…なんて悩みはありませんか?
PCを操作中に突然発生するブルースクリーン、ちょっとビックリしますよね。
しかも、発生したあと少し放置すると勝手に画面が消えるため、原因の調査ができずに困ってしまうことがあります。
そこで、今回は、ブルースクリーンが発生した場合の原因(.sys)を特定する方法について紹介いたします。
.sysファイルを特定した後の対処法はこちら↓
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ブルースクリーン上で原因(.sys)を確認する
Windows10のブルースクリーン画面には次の内容が表示されます。
もし、この画面を写真に撮るなどして確認できた場合は、以下の内容から原因の特定と再発防止策を講じることができます。
この問題と可能な解決方法の詳細については、https://www.windows.com/stopcode を参照してください
停止コード:KMODE EXCEPTION NOTHANDLED
失敗した内容:XXXXXX.sys
このメッセージの場合、XXXXXX.sysが原因でブルースクリーンを発生させています。
.sysファイルを特定した後の対処法はこちら↓
ではもし、ブルースクリーンが消えてしまった場合、どうすればいいのか?次の項で紹介します。
ブルースクリーンのダンプファイルを調べる
C:\Windows\Minidump フォルダの中に、○○○.dmpファイルが生成されます。
ブルースクリーンの詳細情報が記録されているMinidumpファイルを開いて、中身を確認することで発生原因(.sys)を特定できます。
そのためには、まず、Windows10製作元のMicrosoftが公開しているツール(Debugging Tools for Windows)をインストールします。
↓のリンク先にある「インストーラーをダウンロードする」をクリックしましょう。
>>>Windows 10 SDK のダウンロード – Microsoft
すると、下図のように「winsdksetup.exe」がダウンロードされます。
これを起動すると、次の画面が表示されますので、赤枠内にチェックをいれて、Nextをクリックします。
Nextをクリックします。
Acceptをクリックします。
「Debugging Tools for Windows」のみにチェックを入れて、Installをクリックします。
あとは、100%になるまで待つだけです。
これでブルースクリーンの原因を調査するために必要なツールのインストールは完了です。
次に、インストールした「Debugging Tools for Windows(WinDbg)」を起動します。
検索ボックスに「windbg」と入力すると、「WinDbg(X86)」が表示されますので、右クリック → 「管理者として実行」をクリックします。
File → Open Crash Dump をクリックします。
解析したいMinidumpファイルを指定します。
「!analyze -v」をクリックすると、原因となったシステムファイルの情報が表示されますので、○○○.sys を探します。
.sysファイルを特定した後の対処法はこちら↓
ブルースクリーンの原因特定方法まとめ
今回は、ブルースクリーンが発生したけど、原因が何かわからない…どう対処していいかわからない…ときの原因特定方法を紹介しました。
ブルスクリーン上に表示されているXXXX.sysが特定できない場合は、Cドライブ下に生成されるダンプファイルを使って特定しましょう。
.sysファイルを特定した後の対処法はこちら↓