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Windows10で32bitOCXを登録する方法

2 min
OCX32bit64bit


32bitアプリをWindows10で動かすとエラーが発生してしまう、なんで・・・?

知人

知人

SEパパ

SEパパ

32bitのOCXを登録する必要があるんだ!

そこで今回は、32bitアプリケーションをWindows7(32bit)からWindows10(64bit)に移して実行したときにエラーメッセージが表示されてしまう場合の対処方・解決策を紹介します。

この記事でわかること

  • Windows10(64bit)環境に32bitOCXを登録してアプリを動作させる方法

Windows10でOCX実行時のエラーメッセージ

実行時エラー’339′:
コンポーネント’XXXXXXXX.OCX’、またはその依存関係の一つが適切に登録されていません。ファイルが存在しないか、あるいは不正です。

Windows10 64bit環境で32bitOCXを登録する方法

OCXファイルの準備

移植元のPC(32bitOS)からOCXをコピーして、以下フォルダの下に配置します。

C:\Windows\SysWOW64下にコピー

ここがポイント

sytem32フォルダの下にコピーしないように注意してください。紛らわしいですが、Windows10は以下のような仕組みになっておりますので注意が必要です。

  • 「C:\Windows\System32」中には64bitプログラム用のファイルを格納
  • 「C:\Windows\SysWOW64」中には32bitプログラム用のファイルを格納

OCXファイルを登録

コマンドプロンプトを管理者モードで起動し、以下のコマンドを入力します。

cd \windows\syswow64
regsvr32 c:\windows\syswow64\XXXXXX.ocx

下図のようにDllRegisterServerに成功しました。と表示されればOCXの登録完了です。

Windows10で32bitOCX登録まとめ

今回はWindows10(64bit)環境に32bitOCXを登録する方法をご紹介しました。

64bit環境下ではSysWOW64というフォルダの下に、32bitプログラム用のファイルが配置されますので、ちょっと紛らわしいですよね。。。

この記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです!

SEパパ

SEパパ

外資系IT企業SE職で2児の父ちゃん!職業柄かリサーチ&問題解決が好き。

幅広いジャンルで「お悩み解決」記事を執筆中。月間最高24万PV。雑誌掲載。

読者様に役立つ情報提供を心がけています。

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