新築マイホームを検討中の方は、ドアを「引き戸」にするか「開き戸」にするか迷いませんか?
ハイハイする赤ちゃんや幼児がいる場合は、開き戸ではちょっと危ない・・・。でも引き戸にすると値段が上がるし・・・。
私も2年前に新築の打ち合わせの時に悩みに悩みました。そして結果ほぼ「引き戸」にしたので、実際に使ってみて感じた「メリット」「デメリット」をご紹介します。
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新築で引き戸にするメリット
我が家の引き戸
赤ちゃんや幼児がいても安全
開き戸は、ドアの開閉時に廊下や部屋のスペースをドアが通過するため、その場所に赤ちゃんや幼児がいると危険ですよね。
一方引き戸は、ドアの開閉時に横にスライドするだけですので、赤ちゃんや幼児がいても開き戸に比べると安全です。
ただし、赤ちゃんや幼児が引き戸の近くいる場合、引き戸開閉時に「引き戸と建具のスキマ」に手を挟まないように注意する必要があります。
スペースを有効活用できる
引き戸の一番のメリットは、スペースの有効活用ではないでしょうか。
開き戸の場合、近くにドアをたくさん作ることができません。開閉時に干渉してしまうような間取りにはできませんからね。
一方、引き戸の場合は、横にスライドするだけですので、開閉時の干渉を気にする必要がないのです。
新築で引き戸にするデメリットと対策
つかまり立ちで引き戸をあけてしまう
赤ちゃんも1歳をすぎてつかまり立ちをするようになると、簡単に引き戸をあけてしまいます。
この手は私の息子ですが、1歳数か月で引き戸を開けてしまいました・・・。
このような場合に備えて、鍵付きの引き戸がオススメです。
これは脱衣所の引き戸で、ここには鍵が付いています。
例えば、リビングのドアなど「ここだけは勝手に開けられたら困る!」といった場所にだけ鍵付きの引き戸をつけることをオススメします。
我が家でも、リビングのドアだけは鍵付きにしておけばよかったと後悔しました。赤ちゃんや幼児が勝手に開けて玄関のほうにいってしまうと危ないですからね。
※あくまでも赤ちゃんや小さな幼児など一人で動き回られると危ない年齢まで注意が必要なだけで、2歳を過ぎて3歳近くになると鍵は必要ないかもしれません。
引き戸の傾き調整が必要になる
新築の木造住宅の場合、1年すぎるころには少し歪みが生じると言われています。
このため、引き戸には上の写真のように「引き戸の左右上下の位置や高さを調整できる機能」が付いていることが多いです。
「引き戸がキレイに閉まらなくなった!」「引き戸を閉めても少しスキマがあいている!」なんてときは、この調整機能を使って調整する必要があります。
ちなみに我が家は8か所、引き戸がありますが、この2年間で調整したのは1つを1回だけです。
消耗品の交換コスト
ストッパー部の部品は消耗品ですので、何回も開け閉めしていると徐々に消耗し、最終的には壊れてしまいます。
どれだけ使ったかがポイントで、開け閉めする頻度が高い戸は壊れやすいです。部品の保証期間を過ぎた場合は有償修理になるので注意が必要です。
しかし、工務店・ハウスメーカーのアフターサービスによって対応が異なりますので、詳しくは確認してみてくださいね。
以下は実際に我が家の引き戸が故障したときの対応記事です↓
新築で引き戸するかのポイントまとめ
今回は、新築マイホームを検討中の方は、ドアを「引き戸」にするか「開き戸」にするか迷っている方向けに、ほぼ「引き戸」にしてみて感じたメリット・デメリットをご紹介しました!
コストの面では開き戸に軍配が上がるものの、特に赤ちゃんや小さな幼児がいるご家庭には安全性の高い引き戸がオススメですね。
この記事が読者様の参考になりましたら幸いです!