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さくらレンタルサーバーのアドセンス向け初期ドメイン設定をわかりやすく解説

4 min

Googleアドセンスは、サブドメインで申し込むことができません。つまり、下のNGのようなURLではダメなのです。

NG: https://eijiman.com/sub/
OK: https://eijiman.com/

 

さくらレンタルサーバーのクイックインストールでWordPressをインストールした場合、必ずサブドメイン形式のURLになってしまいます。

つまり、WordPressをクイックインストール後に、URLの変更を手動で設定をしなければ、アドセンスに申し込みすらできない。ということになります。

 

「えー!めんどくせぇー…」って思いますよね??私は思いました(笑)

ということで、さくらレンタルサーバー契約者向けに、アドセンスを始めるために必要な初期ドメイン設定をわかりやすくまとめてみました。

 

独自ドメインのネームサーバー変更

まず始めに、お名前.COMやムームードメインなどで取得した独自ドメインのネームサーバーを変更する必要があります。お名前.COMの場合でご説明します。

お名前.COMの会員ページにログイン ⇒ ドメイン一覧 ⇒ ネームサーバーー下の”変更する”ボタンをクリックします。

 

“他のネームサーバーーを利用”をクリックし、下画面の通りに入力してください。

 

以下のように表示されれば、ネームサーバーの変更完了です。

 

さくらレンタルサーバーの初期設定

ドメイン設定

さくらインターネットサーバーコントロールパネルにログイン ⇒ ドメイン設定 ⇒ 5.他社で取得したドメインを移管せずに使う の”ドメインの追加へ進む”をクリックします。

 

他社で取得した独自ドメインの追加の画面で、お名前.COM等で取得した独自ドメインを入力します。※下画面は、当ブログのドメイン入力例ですので、そのまま入力しないようにご注意ください。

 

下画面が表示されれば、ドメインの追加完了です。

データベース設定

さくらインターネットサーバーコントロールパネル ⇒ データベースの設定 ⇒ データベースの新規作成 で以下のように入力します。

データベースバージョン:そのまま
データベース名:wpを入力
接続用パスワード:好きなパスワードを入力
データベース文字コード:そのまま
データベースを作成するボタンをクリック

WordPressインストール

さくらインターネットサーバーコントロールパネル ⇒ クイックインストール ⇒ ブログ ⇒ WordPress をクリックします。

確認:チェック
インストール先:wpを入力
データベース:そのまま(先ほどデータベースの設定で作成したものが表示されます)
データベースパスワード:先ほどのデータベース設定で登録したパスワードを入力

 

インストールボタンをクリックすると以下の画面が表示されます。

アプリケーションの設定へ進む ボタンをクリックします。

サイトのタイトル:好きなタイトルを入力
ユーザー名:好きなユーザー名を入力
パスワード:好きなパスワードを入力
メールアドレス:好きなメールアドレスを入力
検索エンジンでの表示:そのまま(チェックをつけない)

 

WordPressをインストールボタン をクリックします。下画面が表示されれば、WordPressのインストール成功です。

独自ドメインをアドセンス可能なURLに変更

サイトアドレス(URL)変更

さくらレンタルサーバーの場合、WordPressのクイックインストールを使うと、必ずサブディレクトリを設定する必要がありますので、”http://独自ドメイン名/サブディレクトリ名”というURLになってしまいます。

これではアドセンスの申し込みができません。

アドセンスはサブディレクトリ形式のドメイン名では申し込みができないのです。つまり、以下のようにサイトアドレスを変更する必要があります。

From: https://eijiman.com/wp
To: https://eijiman.com/

 

WordPressコントロールパネルにログイン ⇒ 設定 ⇒ 一般設定
サイトアドレス(URL)のみサブディレクトリ名を削除します。
WordPressアドレス(URL)はそのまま、これを変更してしまうと、WordPressにログインできなくなります

 

index.phpと.htaccessをルートディレクトリにコピー

さくらインターネットサーバーコントロールパネル ⇒ ファイルマネージャをクリックします。

本記事の手順通りにWordPressをインストールしていれば、”wp”という名前のフォルダが表示されますので、その中にあるindex.phpと.htaccessにチェックを入れます。

次に右クリック ⇒ 指定の場所に複製 をクリック

 

すると、複製先のフォルダを選択する画面が表示されます。

 

下画面のように、ファイルが複製されます。

 

index.phpと.htaccessを編集

index.phpにチェックをいれて、右クリックで編集をクリックします。

 

以下の通りに/wpを追記します。

【FROM:】
/** Loads the WordPress Environment and Template */
require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp-blog-header.php’ );
【TO:】
/** Loads the WordPress Environment and Template */
require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp/wp-blog-header.php’ )

保存して、index.phpの編集完了です。

 

次に、.htaccessにチェックをいれて、右クリックで編集をクリックします。
/wpを削除します。

【FROM:】
RewriteBase /wp/
RewriteRule ^index.php$ – [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /wp/index.php [L]
【TO:】
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ – [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

保存して、.htaccessの編集完了です。

 

サイト(ブログ)表示テスト

サイトが表示されれば、OKです。

 

初期設定の後にすべきことは2つ!

さくらレンタルサーバーで無料常時SSL設定

最近では常時SSL化があたりまえになってきましたね。

GoogleもSSL化で「Google検索結果におけるサイトのランクが向上します」と明言している状況です。すぐに常時SSL化したいところですね!

 

WordPress(Simplicity)にアドセンスコード貼付

さくらレンタルサーバーで初期設定と無料常時SSL設定が完了したら、アドセンスに申し込み、その後ご自身のサイト(ブログ)にアドセンス審査用コードを貼り付ける必要があります。

Simplicityを利用している場合の貼り付け方法について、わかりやすく画像付きで解説しています!

 

まとめ

今回はさくらレンタルサーバー契約者向けに、アドセンスを始めるために必要な初期ドメイン設定をご紹介しました。

いやぁ~この記事書くのに2時間もかかってしまった…

さくらレンタルサーバーは、少し初期設定が面倒ですね!

さぁ、記事かくぞー!!

SEパパ

SEパパ

外資系IT企業SE職で2児の父ちゃん!職業柄かリサーチ&問題解決が好き。

幅広いジャンルで「お悩み解決」記事を執筆中。月間最高24万PV。雑誌掲載。

読者様に役立つ情報提供を心がけています。

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