- DXって何?IT化との違いは?
- どのように進めるべきかわからない
- DXの具体的な事例が知りたい
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタルを使って変容することです。
これってかなり抽象的な言葉ですよね!?つまり、やみくもに情報収集してしまうと混乱してしまうリスクがあります。
そこで、YouTubeのDX動画をカテゴリに分類して紹介いたします。
クリックできる目次
①:本当のDXとは?IT化との違いは?
東芝で最高デジタル責任者を務める島田太郎氏が「DXの前に行動を変える、新しいことをしなければ進化できない。コトが起きる場を提供して、スケールフリーネットワークを構築する。」を通して、デジタルトランスフォーメーションの本質について解説しています。
私はDX関連の動画やセミナーを100本近く受けてきましたが、この動画が一番衝撃的でした。すべてのDX関係者に観てほしい動画です。
②:DXを考える上でベースとなる思考法
冨山和彦氏や西山圭太氏(東京大学未来ビジョン研究センター客員教授 / 元経済産業省商務情報政策局長)が、DXを推進する上で必要な思考法を解説した動画です。
抽象化で個別課題の共通項を捉え、それを一気に解決するレイヤーを作ることでDXし、CX(コーポレート)やIX(インダストリー)を実現する。
幅広い領域に対して普遍性を持った価値を提供できるレベルで変容できると強いですね。
③:営業DX クラウドSaaSの活用
外的変化が激しい現代においては、社員一人ひとりがトランスフォーメーションし続ける力を身に着けてはじめてDXを実現する。
つまり変革し続けなければならないので、SaaSなどのレンタルを使うことが望ましい。
SaaSに合わせて業務を標準化できれば、投資効率も良いし変化に強い体制を構築できますね。非競争領域においては徹底的なSaaS活用が必須ではないでしょうか。
④:生産DX 設計/SCM/製造工程の全体最適化
設計図面を製造工程にINPUTするだけで、自動的に製品がOUTPUTされるのが理想的。
これを実現するためには、製造工程のDXだけではなく、サプライチェーン・エンジニアリングチェーンも含めた3領域全体を俯瞰して最適化することが重要である。
製造工程にIoTやAIを導入して収集したデジタルデータを全体最適に活用するイメージ。
⑤:製造DX デジタルツインを活用した未来予測
ちょっと想像してみてください。仮想空間上に現物世界のコピーを作るのです。
もしこれが可能なら仮想区間上に再現されたデータを変更することで、現実世界の未来をシミュレーションすることが可能になりますよね?
これはデジタルツインと呼ばれ、現在注目されていますのでチェックしておきましょう。
⑥:DX事例 お客様データを活用したミスミのmeviy
DXとは、UX(ユーザーエクスペリエンス)の最適化と定義するものづくり太郎氏。
ミスミのMeviyは、3D CADデータのアップロードだけで即時自動見積を実現しただけでなく、アップロードされたデータから顧客ニーズを捉えて工場を改善した良い事例です。
プレゼン資料のストーリー構成がわかりやすいので最後まで一気に視聴できますよ。
⑦:DX事例 IoTを使った製造工場の最終形態
現場の「こんなのあったらいいのにな」を網羅したMOTION BOARDの事例です。
- プログラミングの必要がない
- データ取得>配置>ダッシュボード表示の3ステップ
- デジタルツインの機能も搭載
すべてのIoTデータを統合するプラットフォームのイメージで、IoTの領域においては最終形態と言ってもいいのではないでしょうか。
2021年後半 DX系YouTube動画おすすめ7選まとめ
以下の疑問を解決するために、YouTube上のDX関連動画を抽象度の高い順に(後半に行くほど具体的に)7つ紹介いたしました。
- DXって何?IT化との違いは?
- どのように進めるべきかわからない
- DXの具体的な事例が知りたい
根底にあるのは「変化の激しい時代においては、常に進化しトランスフォーメーションし続けなければ競合優位性は確保できない」ということです。
本記事で紹介したおすすめ動画は、あくまでも2021年10月時点のものですので、今後も事例が増え次第アップデートしていく予定です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。