▶ Windows 11情報をお求めの方はこちらをクリック

パソコン購入時のスペック表の見方・選び方|初心者向けに9項目をわかりやすく紹介!

5 min
パソコンスペック見方選び方

パソコンを買い替えたいんだけど、どうやって選べばいいかさっぱり。お得に買うためにはどうしたらいいの?

知人

知人

SEパパ

SEパパ

実はパソコンの選び方・スペック表の見方はとっても簡単だよ!

「パソコンを買い替えよう!」と思ったとき、どうやって買い替えるパソコンを選びますか??

家電量販店の店頭に並んでいるパソコンや、ネット通販でパソコンを検索したときには、きっと次のような情報をもとに、購入するパソコンを選びますよね。

パソコンのスペック(仕様)一覧

  • OS
  • CPU
  • メモリ
  • 画面サイズ・解像度
  • ストレージ(ディスク)種別・容量
  • 無線LAN有無
  • ポート種類・数
  • 本体サイズ・重さ
  • Office有無

きっと家電量販店に行くと、こう言われます。

「CPUは最新のCore i7がいいですよ!さくさく動きますよ!圧倒的におすすめです!」みたいなことを。そして皆さんスペックの高いパソコンをもてあますことに・・・

Core i3とi7では、通常の事務作業(文書作成やインターネット閲覧)において、具体的にどの程度の差がありますか?具体的に教えてくれ!と深堀していくと正確に応えきる定員はあまりいません。

ということで、今回はパソコン購入時のスペック表の見方・選び方を紹介します。

SEパパ

SEパパ

SEとして、数百台のパソコンを導入してきた筆者が、パソコンの選び方・スペック表の見方を紹介します!

パソコンスペック(仕様)とは?

冒頭で書いた通り、スペックとは次のような項目で構成されます。

パソコンのスペック(仕様)一覧

  • OS
  • CPU
  • メモリ
  • 画面サイズ・解像度
  • ストレージ(ディスク)種別・容量
  • 無線LAN有無
  • ポート種類・数
  • 本体サイズ・重さ
  • Office有無

それでは、どのようなポイントで購入するパソコンを選べばよいのか?スペックの各項目をわかりやすく紹介していきますね!

パソコンスペック見方・選び方①:OS

OSは、Windows7とかWindows8とかWindows10とかですが、2021年現在、通常Windows10 64bitしか手に入りません。

選ぶとすれば、Windows10 HomeかWindows10 Proかになります。

家庭用で使うのであればWindows10 Home、ビジネス(会社)で使うのであればWindows10 Proを選択します。

パソコンスペック見方・選び方②:CPU

事務用途であれば、Celeron~Core i3で十分

少し余裕を持ったスペックにしたい!という場合は、Core i5にしておけば十分です。※特殊な用途(高解像度の描画処理、膨大な演算処理)でない限り、Core i7やi9は不要です。体感ではほぼ感じられない程度の差しかありません。

CPU性能があまり重要ではない作業例

  • Microsoft Officeで文書作成
  • インターネット閲覧
  • Youtube視聴
  • ブログ記事投稿
  • VisualStudioで簡単なコーディング
  • AccessやExcelのVBAコーディング

CPUの性能が良ければ速いというわけではない

パソコンの処理速度は主にCPU性能、メモリ容量、ストレージ性能に依存しています。つまり、高くて性能の良いCPUであればとにかく速い!ということではないのです。

CPU性能が良くても遅いケース

  • Windows起動時に動作するアプリが多い
  • ストレージ種別がSSDではなくHDD

パソコンスペック見方・選び方③:メモリ容量

CPUよりもメモリの方が重要です。Windows10 64bitであれば、最低4GB、できれば8GBにしておきましょう。

そもそもメモリとは何か?というと、パソコン内の作業スペースのようなものです。多くの処理をしようとしても、作業スペースがせまいとなかなか処理が進みませんよね。パソコンの処理がもたついて、遅い!重い!といった状態に陥ってしまいます。

なのでパソコンでどのような作業をするのか?から必要な作業スペースを想定する必要があります。目安として、事務用途程度でも、8GBにしておいた方が安心です。

ここがポイント

軽くて速いパソコンが良い場合は、事務用途でもメモリは8GBを選ぼう!

パソコンスペック見方・選び方④:ディスプレイ

用途に合わせてサイズを選ぼう

画面が大きいノートパソコンは重く、小さいものは軽くなります。つまり、自宅やデスクでの作業がほとんどで、持ち運びをしない場合は重くても問題ないため、作業性の良い大きいサイズを選びましょう。

高解像度のほうが作業性が良い

解像度はFHD(フルHD 1,920×1,080)以上のものを選びましょう!※解像度とは1画面に表示可能な情報量

例えば、解像度が低いとアイコンが大きくなり、高いとアイコンが小さくなります。つまり、解像度が高い方が1画面に表示できるアイコンの数が多くなります。

その他、Excelで横長い表が1画面におさまらない!なんて経験はありませんか?解像度が高ければ、1画面におさまるかもしれません。つまり、出先での作業用に適したコンパクトなノートパソコンでも、多くの情報を1画面で表示できますので、作業が捗ります。

ここがポイント

  • 持ち運びがほとんどない場合は、作業性の良い大きいサイズを選ぼう!
  • 解像度が高い方が1画面に多くの情報を表示できるため作業性が良い!

パソコンスペック見方・選び方⑤:ストレージ

ストレージ(ディスク)とは不揮発性記憶媒体のことです。

各種ファイルなどを保存しておくHDDやSSDのことですね。SSDの方が高速ですが、HDDよりも高価です。2021年現在はHDDよりもSSDのほうが一般的で人気があります。

パソコンの速度を求めるのであれば、断然SSDにすべきです。メモリ容量と同等以上に重要なポイントです。HDDからSSDに換装するだけで、体感速度が格段に向上するくらいの違いがあります。

主にWindows10の起動時間やWord・Excel・PowerPointやテキストなどのファイルを開く処理が速くなります。

コスパ(投資対効果)を考えると、SSD256~512GB程度を選択し、これで足りない場合は外付けHDDを使うといいでしょう。

ここがポイント

軽くて速いパソコンが良い場合は、必ずSSD256~512GBを選ぼう!

パソコンスペック見方・選び方⑥:無線LAN有無

ノートパソコンの種類によっては、無線LANが使えないものがあります。

これは要注意ですね!

おそらくほとんどのご家庭や会社でノートパソコンを使う場合、無線LANを使います。

無線LAN機能がないとお話しになりません。

パソコンスペック見方・選び方⑦:ポート種類・数

最近のノートパソコンは薄型が主流です。

一昔前は当たり前についていた、VBA端子やRS232C端子なんてほぼついていません。ディスプレイであればHDMIが主流で、USBもType-Cと呼ばれる小さな口しか付いていないものもあります。

ご自身の使いたい外部デバイスを接続するためのポートがあるのか?を確認しておく必要があります。

最悪パソコンを購入した後にこの口がない!となった場合でも、次のようなものを使えば接続できますのでご安心くださいね。

※例)HDMI→VBA変換

パソコンスペック見方・選び方⑧:サイズ・重さ

パソコンの持ち運びが多い場合は、1kg前後がおすすめです。

ただし、軽ければ軽いほど、画面が小さい、ポートが少ないなどの制限が付きます。ではちょうどよい重さは?というと、1.0〜1.5kgくらいのノートパソコンが人気ですね!

ここがポイント

用途にもよりますが、比較的軽い1.0~1.5kgのノートパソコンが人気

パソコンスペック見方・選び方⑨:Office有無

Officeを搭載しているかどうかで、1~2万円程度も価格に差が出てしまいます。

Office365を利用している場合、Officeは不要です。その他、Officeが不要なケースがありますので、パソコン購入時は注意が必要です。

次の3つの条件に当てはまる方は、Office搭載パソコンを買いましょう!

次の方はOffice搭載パソコンがおすすめ

  • Office365を利用していない
  • Officeライセンスを持っていない
  • Word、Excel以外使わない(プリインストールされているOfficeは、通常、PowerPointやAccessがインストールされていません

パソコンスペック見方・選び方まとめ

各項目のポイントをまとめます。

項目見方のポイント選び方の目安
OS2018年以降はWindows10一択家庭用:Home
ビジネス用:Pro
CPU特殊用途以外は高スペック不要事務用途であれば
Core i3, Core i5
メモリ体感速度影響度はCPUより重要4~8GB
ディスプレイ高解像度→1画面情報良が多画面が小さい場合
高解像度がおすすめ
ストレージHDD→SSDだけで圧倒的な違いSSD256~512GB
無線LAN無い場合があるので要注意!
ポート薄型主流でポートの種別と数が減少傾向必要なポートがあるか確認、変換アダプタで対応も可
本体サイズ重さ持ち運びが多いかで判断1.0~1.5kg程度がおすすめ
Office有無Offce365利用中の場合は不要Word,Excelが必要な場合は有

家電量販店は高スペックで特定メーカーのパソコンしかおいていないため、ネット通販での購入がおすすめです。

どちらで購入する場合でも、オーバースペックにならないように注意が必要です。

購入するパソコンのスペックをよくみて、ベストなパソコンを選んでくださいね!

買い替えにおすすめのノートパソコンはこちら↓

SEパパ

SEパパ

外資系IT企業SE職で2児の父ちゃん!職業柄かリサーチ&問題解決が好き。

幅広いジャンルで「お悩み解決」記事を執筆中。月間最高24万PV。雑誌掲載。

読者様に役立つ情報提供を心がけています。

カテゴリー:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA