無料SSL化済みのサイトをhttpsのままさくらサーバー→mixhostに移転(引っ越し)しました。
SSL化済みのままレンタルサーバを移転(引っ越し)するための情報が少なく、少し苦労しましたので、実際に実施した手順をご紹介します。
※さくら以外でも基本この5ステップになります。
当サイトをmixhostに移転(引っ越し)したところ、サイト速度が5秒も短縮しました。
関連記事 さくらからmixhostへ移転!サイト表示速度が5秒も短縮|高速化を実現
おそらく他のレンタルサーバーに対抗しての施策だと考えられます。このまわりの環境変化に追従する柔軟な対応力(改善)もmixhostを評価できる1つのポイントです。
クリックできる目次
mixhostにお試し無料登録
まずはじめにmixhostに無料でお試し登録します。
10日間は無料で使えますので、この間に動作確認まで実施し、問題なければ本契約(支払い)をします。
お金を払う前に動作確認までできるのでとても安心できる仕組みですね。
5分もあれば十分ですので、ここはサクッと無料登録を済ませます。
画面付きmixhost無料お試し登録手順はこちら↓
mixhostに無料SSL証明書を登録
mixhostはSSLの持ち込みが可能です。SSLの持ち込みができるとはどういうことか?
外部(今回で言えばmixhost以外)で取得したSSLサーバ証明書をサーバ移転(引っ越し)前にmixhostに登録できるということです。
と言われてもピンときませんよね。
httpsのままサーバ移転(引っ越し)するためには、引っ越しをする前に、移転先サーバにSSLサーバ証明書を登録しておく必要があるのです。
例えば、有名なエックスサーバーは現時点でSSLの持ち込みができません。
つまり事前にSSL環境をつくることができないため、httpsのまま移転(引っ越し)することができず、一旦https→httpに戻してからサーバ移転をする必要があります。
一方、mixhostではSSLの持ち込みが可能なので、httpsのままサーバ移転(引っ越し)が可能です。
この章では具体的なやり方をご紹介します。
無料SSL証明書を「Let’s Encrypt」で取得
まず無料SSLサーバ証明書を取得する必要があります。
ここでは無料SSLサーバ証明書を発行可能な認証局「Let’s Encrypt」を利用します。
無料SSLサーバ証明書の取得方法はこちら↓
※この後、Let’s Encryptで発行したSSLサーバ証明書をmixhostのレンタルサーバーにインストールします。この証明書の有効期限が3日前になると、mixhost側で自動的にmixhostのSSLサーバ証明書に置き換えてくれます。
mixhostに無料SSL証明書登録
取得した無料SSLサーバ証明書をmixhostに登録します。
さくらからmixhostにデータ移行
WordPressは「データベース」と「ファイル/フォルダ」の2種類のデータで構成されています。
サーバを移転(引っ越し)する場合は、現在ご利用のさくらサーバーからこれらのデータを取得して、新しく移転するサーバに移す必要があります。
1点注意事項として、さくらサーバーから取得するデータにはさくらサーバー独自の設定がされている箇所がありますので、これを引っ越し先(今回はmixhost)サーバ用に編集する必要があります。
このあたりを詳しく説明していきますね。
mixhostに移すデータエクスポート
現行サーバから必要なデータ(データベースとファイル/フォルダ)を取得します。
さくらサーバーのデータエクスポート方法はこちら↓
ここでさくらサーバーからエクスポートしたデータは、mixhostで作成するデータベースの情報に合わせて一部編集が必要です。また、常時SSL化設定に関しても編集が必要になります。
編集方法の詳細については、次項のmixhostデータベース作成のあとで紹介します。まずは、mixhostでデータベースを作成しましょう。
mixhostでデータベース作成
さくらサーバーのデータベースから取り出したエクスポートデータをmixhostにインポートするためのデータベースを作成します。
mixhost用にエクスポートデータ編集
さくらサーバーの場合は、エクスポートしたデータのうち2つのファイルを編集する必要があります。
- wp-config.php
- .htaccess
このファイルを編集しないままmixhostにインポートしてしまうと、画面表示が崩れたり常時SSL化が崩れるなどの障害が発生します。
2つのファイルの編集方法はこちら↓
mixhostにデータインポート
ここまででmixhostにインポートするデータが整いました。
準備したデータベースとファイル/フォルダをmixhostにインポートします。
mixhost移転(引っ越し)前の最終動作確認
動作確認をせずに、ドメインのネームサーバを切り替えて、サイトがまともに表示されない!なんてことになると、読者様方にご迷惑をおかけすることになります…
誰にも良い事なんてありません!
ということで、事前に、ネームサーバを切り替えても問題が起きないか、を確認する必要があります。
mixhost引っ越し前の動作確認方法はこちら↓
ネームサーバをさくらからmixhostに変更
事前のmixhost動作確認まで完了したら、ドメインのネームサーバをさくらサーバーからmixhostに変更します。
mixhostのネームサーバはお試し登録後に送られてきたメール内に記載されています。
おそらく、次の2つが記載されていると思われますが念のため確認してください。
- ns1.mixhost.jp
- ns2.mixhost.jp
このネームサーバを現在契約中のドメインに登録します。
わたしはムームードメインを利用していますので、ムームードメインにログインして、ドメインを選択し、ネームサーバ設定変更でmixhostのネームサーバを登録しました。
この後、当サイトの場合は10分もせずに設定が反映されて、さくらサーバー→mixhostに切り替わりました。
Really Simple SSLプラグイン導入
.htaccessファイル内にhttp→httpsへのリダイレクトに関する記述をしましたが、これだけではヘッダー画像を変更した際に、変更後の画像のURLがhttpのままリダイレクトされないという問題が発生しました。
これを解決するために、mixhostが推奨しているプラグイン「Really Simple SSL」を導入します。
導入後は、.htaccessファイル内に記述した以下のコードを削除します。
# SSL Ridirect ( http -> https ) <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
これでhttp→httpsへのリダイレクト設定はすべて完了です。
mixhostを50%OFFで本契約する方法
2018年現在、afb(アフィb)というASPに登録すると、キャンペーンページからなんと50%割引でmixhostと契約できるクーポンを入手できます。
mixhostを激安の50%OFFで契約する方法はこちら↓
支払いを完了したらすべての手順は完了です!
まとめ
今回は、無料SSL化済みのサイトをさくらサーバー→mixhostに移転(引っ越し)する方法をご紹介しました!
安いさくらサーバーの1年間更新費用とほぼ同額で1年間契約できて、しかもサイトスピードが劇的に改善されるため、mixhostは自信をもってオススメできるレンタルサーバです。
- 安いさくらサーバーの1年間更新費用とほぼ同額で契約可
- さくらサーバーよりもはるかに高速で収益UP
また、記事投稿画面も高速化されるため、記事投稿もストレスフリーになりました!
さくらサーバーが遅いとお悩みの方はぜひmixhostを検討してみてくださいね!