今使っているサーバからデータをエクスポートした後、mixhostにインポートする前に一部のデータを編集する必要があります。
この記事では、さくらサーバのデータをmixhost用に編集する方法をご紹介します。
編集するファイルは2つです。
- wp-config.php
- .htaccess
さくらサーバからダウンロードしたファイルを編集します。さくらサーバ内のファイルを編集しないように注意してください。
☆mixhost移転の全手順がみたい場合はこちら↓
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wp-config.phpの編集
さくらサーバから取得したファイルの中からwp-config.phpファイルを探します。
次に、wp-config.phpを開いて、次のデータベース名などが書かれている箇所を見つけます。
/** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', '**********'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', '**********'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', '**********'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', 'localhost');
mixhostにデータベースをつくったときに設定した「データベース名」「ユーザ名」「パスワード」を’**********’の部分に入力します。
例えば、データベース名:database、ユーザ名:username、パスワード:passwardと設定している場合は、次のようになります。
/** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'database'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'username'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'passward'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', 'localhost');
またホスト名は「localhost」に書き換えます。
wp-config.phpを上書き保存します。
.htaccessの編集
さくらサーバ独自の設定が記述されていますので、これをmixhost用に編集します。
.htaccessファイルを開くと「# BEGIN Force SSL for SAKURA~」と「# BEGIN SAKURA Internet Inc.~」が記述されていますので、この部分を削除します。
# BEGIN Force SSL for SAKURA # Rewrite縺励※繧��TTPS迺ー蠅��、画焚繧呈怏蜉ケ縺ォ縺吶k SetEnvIf REDIRECT_HTTPS (.*) HTTPS=$1 # 蟶ク譎��TTPS蛹�(HTTPS縺檎┌蜉ケ縺ェ蝣エ蜷医Μ繝�繧、繝ャ繧ッ繝�) <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{ENV:HTTPS} !on RewriteCond %{REQUEST_URI} !/wp-cron\.php$ RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule> # END Force SSL for SAKURA # BEGIN SAKURA Internet Inc. <IfModule mod_deflate.c> SetOutputFilter DEFLATE AddOutputFilterByType DEFLATE text/css AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-javascript application/javascript application/ecmascript </IfModule> <IfModule mod_expires.c> ExpiresActive On <FilesMatch "\.(css|js)$"> ExpiresDefault "access plus 1 week" </FilesMatch> <FilesMatch "\.(gif|jpe?g|png)$"> ExpiresDefault "access plus 1 month" </FilesMatch> </IfModule> # END SAKURA Internet Inc.
消した部分に次のコードを追加します。
# SSL Ridirect ( http -> https ) <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
これで.htaccessファイルの編集は完了です。
mixhost用に編集しないとどうなるか
mixhost用に編集をしないと、画面と常時SSL化が崩れます。
http://ドメイン名でアクセスした場合、鍵マークが付きません。
.htaccessファイルを編集した後に、再びhttp://ドメイン名でアクセスすると、http→httpsにリダイレクトされて鍵マークが付きました。
まとめ
さくらサーバのデータをmixhost用に編集する方法をご紹介しました!
この次は、今回編集したデータをmixhostにインポートします。
mixhostにインポートする方法はこちら↓