家電量販店に行くときっとCore i7をすすめられます。ですが、ほとんどの人はこのCore i7、i9は必要ありません。
妻のご両親も私が何をいっても、「性能が良いパソコンがいいのよ!!」の一点張りで結局20万円弱のノートパソコンを購入。。
結局、Excel程度しか使わずに宝の持ち腐れ。。しかもそのあと起動もせずに埃をかぶることに。。何のために買ったのかよくわかりませんね。
でもCPUひとつみても、Celeron(セレロン)?Core i3、i5、i7?種類が多くて、どれを選べばいいのかよくわからないと思います。
最近はCore i9も登場しました。
ではどうやってCPUを選ぶのか?というと、用途ですね。ノートパソコンを何に使うのか!?によって必要なCPUが異なります。
値段が高ければ高いほど速いというわけではないのです。
SE一筋10年で数百代のノートパソコンを導入してきた筆者が、用途別CPUの選び方をご紹介します。
そんなことより、おすすめパソコンが知りたい!という方はこちら↓
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CPU性能が良い=速い!?
例えば、Excelで文書作成をするとします。
この程度のことをノートパソコンで行う場合、Celeron(セレロン)であれCore i3、i5、i7であれ、体感速度にほとんど差はありません。
ではどんなことをすれば差がでるのか?というと、高解像度の描画処理が必要な超グラフィカルなゲームをしたり、動画を編集したりする場合です。
つまり、ノートパソコンで何をするのか?で選び方が異なるということです。
CPUの種類と選び方
主にざっくりと大きく分けて2通りです。CPUの性能・スペックが大きく影響するのは主に描画処理です。
つまりノートパソコンで高解像度の3D画像や動画などの描画処理が必要な作業をするかどうか?がポイントです。
高解像度3Dゲームや動画・画像編集
高解像度3Dゲームや動画編集、photshopなどで画像編集をする場合は、Core i7がおすすめですね。
動作させるゲームやphotshopなどのソフトウェアの必要動作環境によっては、Core i5で動作するものもあります。
しかし、機能によっては満足に動かないものもありますので、Core i7が無難です。
また、その他サイズの大きなデータの圧縮・解答、膨大な量の演算処理、組み込み系OSのビルドなど、時間がかる処理を行う場合は、CPU性能で明らかに体感速度がかわります。
ですがまず一般用途でこのようなことはしないため、この記事では割愛します。
事務作業(Officeで文書作成など)
Officeで文書作成、インターネット(ブラウジング)、youtubeなどネット動画視聴程度であれば、Celeron(セレロン)〜Core i5を選びます。
この程度の作業であれば、Celeron(セレロン)で十分です。それほどまでに2018年最新のCPUは性能が高くなっています。
ただし、CPUをCeleron(セレロン)にすると、メモリ容量が小さい、解像度が低いスペックのパソコンが多くなります(ラインナップが少なくなる)ので注意が必要です。
ということで、このあたりを考慮して厳選したおすすめノートパソコンをご紹介します。
おすすめノートパソコン
お手頃高コスパのおすすめPCは別記事で詳しく紹介していますので、この記事では概要だけサクッとお伝えしますね。
推奨高コスパPC
特に初心者の方におすすめです。価格は5~10万円。少し余裕があるスペックですので、細かいメンテナンスが必要になりにくいです。
項目 | スペック(性能) |
---|---|
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
画面サイズ | 11~15インチ |
ストレージ | SSD256~512GB |
重量 | 1.5kg以下(持ち運ぶ場合) |
激安3~4万円台PC
パソコンにはそこそこ詳しい方におすすめです。価格はなんと3~万円台!
項目 | スペック(性能) |
---|---|
CPU | Celeron(セレロン)~Core i3 |
メモリ | 4~8GB |
解像度 | フルHD(1920×1080)かHD(1366×768) |
ストレージ | SSD64GB~、もしくはeMMC |
ノートパソコンの選び方(CPU編)まとめ
今回はノートパソコンを選ぶポイントになるCPUについてご紹介しました。
事務作業程度であれば、Celeron(セレロン)~Core i3で十分、少し余裕が欲しい方はCore i5を選びます。
パソコンの性能はCPUだけではなく、メモリ容量やストレージの種類も大きく影響しますので、トータルスペックを確認する必要があります。
CPU、メモリ、ストレージなどをもっと詳しく知りたい場合はこちら↓