マイホーム新築で悩むポイントの一つにエコキュートのタンク容量があります。
ネット上をみても「370Lでは足りない!」「370Lで十分!」などいろいろな書き込みがあって何をもって判断してよいのかさっぱりわからない!
370Lで足りるのか、460Lにすべきなのか・・・
新築でエコキュート370Lをつけた知人複数人にヒアリングし、悩みに悩んで370Lを選択!実際に使ってみた結果、370Lで何ら問題がなかったことが判明!
悩む前に知っておきたかったポイントはたった3つ!これさえ知っていれば何も悩むことなんてなかった!詳しくご紹介します。
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370Lで使用できるお湯の目安
まず知っておく必要があるのは、エコキュートのタンク容量が370Lの場合に、使用できるお湯の目安です。
- お湯はり(200L)1回
- シャワー5回
- キッチン・洗面・手洗い
これはあくまでも目安です。例えば、お風呂のお湯はりは、200Lで計算されておりますが、必要な湯量は、当然浴槽のサイズによって異なりますので注意が必要です。
では、どうやって判断したらよいのか?次の3つのポイントをみてください。
370Lで足りるか判断するための3つのポイント
お風呂のサイズ(浴槽湯量)
例えばTOTOの浴槽には以下の種類があります。
- クレイドル浴槽
- ラウンド浴槽
- ワイド浴槽
- スクエア浴槽
- スーパーワイド浴槽
さらにそれぞれで浴槽のサイズが選択できます。大きい浴槽にすればするほど、当然お湯の量も必要になりますよね。
オススメは、節水向けのラウンド浴槽です。足の部分が段差になっているタイプですね。
小さいお子さんがいるご家庭の場合は、この段差にお子さんを座らせて入浴すれば便利に活用できますし、一人で入浴する場合でも足の部分が若干高くなっていても全く気になりませんね!
この写真は我が家のラウンド浴槽ですが、ラウンド浴槽にすれば、浴槽湯量は200Lどころか、150Lほどで抑えることも可能です。
我が家の設定は150Lですが、ゆったり肩まで浸かれます。
地域の気候
暖かい気候であればあるほど、お湯の量は少なくて済みます。逆に寒い気候であればあるほどお湯の消費量が多くなります。
実際に夏よりも冬のほうがエコキュートの湯量の減りが目立ちます。当然寒いとお湯をたくさん使いますし、お風呂の温度設定も高くなりますので、減りが早くなりますね。
このあたりも十分に考慮する必要があります。
ネット上でよくみる判断方法ですが、九州地方で370Lが適正な環境にある場合は、東北・北海道では460L必要になるということです。あくまでも目安としてお考えください。
家族構成と子供の年齢
4人家族(大人2人、子供2人)で、子供が小学校入学前の場合は、基本的に子供と親が一緒にお風呂に入りますよね。
この場合は、お風呂を何回も入れなおしたり、何回も追い焚きをしたりする必要がありませんので、当然お湯の消費量も少なくて済みます。
既に説明した「370Lで使用できるお湯の目安」を思い出してください。
お湯はり(200L)1回分しか使えませんので、4人がそれぞれ違う時間帯に別々にお風呂に入るような環境の場合は、お湯が足りなくなる可能性が高いですね。
まとめ
今回は新築でエコキュートをつける場合に誰もが悩むタンクの容量について、悩む前に知っておきたかった3つのポイント!についてご説明しました。
まとめると以下すべてに当てはまる場合は、370Lで十分だと思われます!
- 東北・北海道地方などの寒い地域以外
- 浴槽サイズが特大サイズ以外(ラウンド浴槽がベスト)
- 家族4人(うち小学校入学前の子供2人)
ちなみに10年後に、エコキュートを買い替える場合は460Lを選択します。
理由は、子供が大きくなりますので、きっと子供が一人でお風呂に入り始めます。その結果、お湯を沸かす回数や追い焚きの回数が増えます。現時点のエコキュートのスペックでは370Lではとてもお湯が足りないと判断して、460Lを選択する予定としています。
この記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです!