今回は、Twitterで募集したネタ「離乳食が終わった後の野菜嫌い」について書きます。実は我が子も離乳食は何でも食べていましたが、その後は好き嫌い(野菜嫌い)が目立つように。。
お肉、お魚、白米やパン(もちろんお菓子も)などはよく食べるのに、野菜(特に緑黄力野菜)は食べない子供は今も昔も多いようですね。
ということで、多くの方が悩まれているであろう子供の野菜嫌いについて3つの原因(理由)と4つの対策についてまとめてみます。
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子供が野菜を嫌う3つの理由
①人間の本能がかかわっている!?
味覚には次の5種類があります。
- 甘味
- 塩味
- 酸味
- 苦味
- うま味(肉汁などの多く含まれる)
このうち赤字の「甘味」「塩味」「うま味」は、炭水化物やミネラル、たんぱく質や脂質の味で、人間にとって欠かせない栄養であり、本能的に身体に取り入れたくなります。
子供の大半はポテトチップスやチョコレートが大好きですよね?逆に嫌い!なんて子供をみたことがありません。
これは本能が大きく関わっています。
それでは、逆に黒字で記載した「酸味」「苦味」は、なぜ子供が嫌うのか?というと、腐ったものや人間にとって毒があるものにこの味覚が含まれているからなのです。
たとえば腐ったものって酸っぱい臭いがしませんか?
人間の本能は生命を維持することを最優先としますので、酸味や苦味は命を脅かすリスクがあると判断して身体の中に取り入れることを拒否してしまうのです。
つまり、この酸味と苦味が多く含まれる野菜を子供は嫌ってしまうということですね。
②心理的に嫌いになる
無理やり食べさせられた!なんて経験は、心理的にも子供が野菜嫌いになる原因になります。
また次のような理由をつけて「野菜を食べなさい!」というのもNGです。
- 健康のために食べなさい!
- 身体のために食べなさい!
こんなことを子供が聞いたらどう思うでしょうか?
こうなってしまうと、子供はますます野菜嫌いになってしまいます。
③野菜の認知度が低い
本能的側面で説明した通り、苦味や酸味のある野菜でも、脳に命のリスクがないと理解させる必要があります。
そのためには脳が野菜に慣れる必要がありますよね。
きっと読者の方の中にも、なかなか慣れない野菜もあって、大人になってから食べられるようになった野菜もあるのではないでしょうか?
例えば、次のような状況に心当たりはありませんか?
- 食卓にあまり野菜が並ばない
- 家庭菜園をしたことがない
このような状況では、野菜に触れる機会がほとんどない生活になります。当然、脳は野菜に危険がないことを理解することはできません。
つまり、子供が野菜嫌いを克服するための環境づくりも大切だということです。
野菜嫌いを克服する4つの対策
①離乳食時に色々な味に慣れさせる
離乳食を食べている時期は、比較的いろいろな味の食べ物を食べてくれます。
この時期にできるだけ多くの味に慣れさせておくと離乳食後の野菜嫌いが緩和すると言われています。
②子供の心を刺激する
前述した通り、子供に無理やり野菜を食べさせる行為は厳禁です。
たとえば「パパやママみたいに大きくなりたーい!もっともっと大きくなるー!」なんてことを言う子供(うちの娘)には、次のようにお話します。
とまぁこんなに単純にはいかないかもしれませんが、このように子供目線で、子供が納得できる内容でお話すると効果があります。
③家庭菜園をする
代表的なものは、ミニトマトですね!底の深い鉢とたっぷりの日光さえあれば、すくすく育ってくれますので、家庭菜園初心者には大人気の野菜です。
ネット上を検索してみると、家庭菜園を始めてからそれまで嫌いだった野菜を食べられるようになった!なんて声をよくみかけます。自分のもの、という意識が影響しているのかもしれません。
また、家庭菜園やガーデニングはストレス発散にも良いとされています。
実際、えいじまんも全く興味がありませんでしたが、今では毎年家庭菜園とガーデニングをしていて、日々の生活の楽しみの一つになっています。
子供たちもお花さんいっぱいお水飲んでねー!なんて言いながらお世話をしていて、とても楽しみながら、お花や野菜と触れ合っています。
④青汁をうまくつかう
野菜嫌いが克服できない場合は、美味しく野菜の栄養を摂取できる青汁(毎日美味しく続けやすい!【こどもフルーツ青汁】)がおすすめです。
前述した通り、うまく子供と向き合いながら時間をかけて野菜嫌いを克服する必要がありますが、その間の栄養摂取に重宝します。
お子さま安心ポイントの「保存料・着色料無添加」+「人工甘味料不使用」+「残留農薬テスト合格」+「ノンカフェイン」でとても安心ですね♪
まとめ
今回は、子供が野菜嫌いになる3つの原因(理由)と4つの対策についてまとめてみました。
ポイントは子供が野菜嫌いになる理由(本能面、心理面、野菜認知度)をしっかりと理解した上で、対策(離乳食の工夫、子供の心を理解したアプローチ、家庭菜園、青汁)をおこなうことですね。
子供の野菜嫌いでお悩みの方は是非参考にされてください♪