とある日、Google AdSense(アドセンス)の管理画面を開いたら、次の警告メッセージが表示されました。
「要注意 – ads.txtファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」
少し調べてみると、このメッセージが表示されたときの対処法・解決策を載せている記事はいっぱいヒットします。
ところが、このads.txtファイルが何者なのか?ほったらかすとどんなリスクがあるのか?をわかりやすく解説している記事がない・・・のです。見つけきれませんでした。
ということで、この記事では、このあたりのことを自分なりにかみ砕いて紹介してみます!
クリックできる目次
ads.txtファイルとは
<広告主の目線>
実は広告の仕組み上、不正を行うことが技術的に可能なので、悪意のある者がこの不正を行った場合、広告主が被害を被ることになってしまいます。
つまり、広告を載せる媒体(サイト・ブログ)が不正をしていないか警戒する必要があるということになります。
<サイト運営者・ブロガー目線>
媒体を提供する側は、自サイト・ブログの広告枠(広告を表示するためのスペース)が不正のものではない、ということを広告主に伝えるべきですね。
つまり、ads.txtは、自サイトの安全を証明するためのファイル(仕組み)です。
まとめると、ads.txtは、私のサイト・ブログの広告枠は安全ですよ!と広告主に知らせることができる仕組みということですね。
ads.txtファイルを配置しない場合のリスク
前項で説明した通り、ads.txtファイルを自分のサイト・ブログに配置していない場合、そこに設置された広告枠で不正が行われているのかどうかを広告主側が判断できません。
つまり、ads.txtファイルが設置されていないサイト・ブログには広告を配信しない、となるリスクがあると言えます。
Google AdSense(アドセンス)の場合は、2019年6月時点で必須ではなく推奨となっておりますが、設置できる環境であれば、ぜひ設置しておきましょう。
詳しくはこちらの外部記事を参照してください↓
外部リンク「話題の「ads.txt」っていったい何?広告主なら必ずしっておきたい広告不正の手口と基礎知識」
ads.txtファイル警告の対処法・解決策
少しググるとわかりますが、この警告メッセージが表示されたときの解決策を記載している記事は山のようにヒットします。
簡単に手順を説明すると、次の通りです。
- AdSenseサイト運営者IDを確認
- ads.txtファイルを作成
- ads.txtファイルをアップロード
詳しくは、次の外部記事を参考にしてください↓
外部リンク「アドセンスでads.txtファイルの警告が表示された場合の対処方法」
ads.txtファイルまとめ
今回は、ads.txtの警告メッセージが表示された方向けに「そもそもads.txtとは何者なのか?」、「この警告が表示された場合はどう対処したらいいのか?」について紹介しました!
このads.txtは、Google Adsense(アドセンス)だけではなく、広告があるすべてのアフィリエイト案件に共通するものですので、この機会にしっかりと理解しておきたい仕組みです。
WordPressでブログを運営されている方は、簡単に解決できますので、ぜひads.txtを作成してレンタルサーバーにアップロードしてみてくださいね!