今回はAccessクエリの抽出条件に今年度を指定する方法をご紹介します。
例えば、テーブルの中に年度情報を持ったカラムが存在する場合
- 年度がかわる度に、いちいち手動で年度情報を更新するのは手間!
- システム日時から自動で年度情報を生成して、条件に設定したい!
なんてことがあると思います。そんなときに是非ご活用くださいね。
選択クエリの抽出条件に今年度を自動設定する方法
年度情報を持つカラムの抽出条件に、以下をコピペしてください。
IIf(Format$(Date$(),”mm”)=”01″ Or Format$(Date$(),”mm”)=”02″ Or Format$(Date$(),”mm”)=”03″, Format$(DateAdd(“yyyy”,-1,Date()),”yyyy”), Format$(Date$(),”yyyy”))
現在が1月、2月、3月であれば、1年前の西暦、それ以外の月であれば、現在の西暦を返します。例えば、2018年2月であれば、2018-1で2017が返ってきます。
これでシステム日時から自動で今年度の情報を生成し、選択クエリの抽出条件に設定することができます。
まとめ
今回は、システム日時を利用した今年度情報の生成方法をご紹介しました。
選択クエリの抽出条件にこれを利用すれば、年度がかわる度に手動で年度情報を更新する必要もなく、今年度のレコードのみ抽出することができます。
この記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
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